2000/07/08(土) 釧路空港~釧路駅~(輪行)~茶内駅~霧多布 45km | |
|---|---|
| 「北海道2000」インデックスページ | |
| 前日分← 勾配図に切り替え →翌日分 | |
![]()
■平地(~2%)■坂道(2%~) ■急坂(5%~) ■激坂(8%~)■壁(10%~) ■下り(~-2%) ■崖(~-10%)
朝4時半に目を覚ますと外は台風3号。暴風雨です。これじゃ飛行機も飛ぶかどうか分からないので、今回の旅行のために買った携帯電話(N502i)のiモードでフライト状況をチェック。一応飛ぶことにはなってるけど・・。
どっちにしろ予定を変える気はないので、まずは羽田空港まで行ってから考えよう。しかし家を出るとすごい雨風で、雨具の着用を余儀なくされる。
サイクリング用の雨具は数ヶ月前に買って以来、一度も使ったことがありません。最初から雨の日はサイクリングに出なかったし、そもそも非常に高かった(上は半額/下は定価で買って計24,000円!)ので気軽に使う気にならなかったのです。その大事な大事な雨具を着込み、サイドバッグにレインカバーを被せて、1.7km先の稲城長沼駅まで走る。頭にかぶったフードを雨粒が叩き、うるさいことこの上ない。
05:46
駅に着いて運行状況をチェックすると、どうやら南武線に影響はないらしい。一安心。雨の中で自転車をパッキングするわけにはいかないので、狭い駅舎の中で作業させてもらう。台風で人もほとんどいないからね。稲城長沼駅発06:10の電車で川崎へ。
川崎でJR-京急の乗り換え。ホームからホームまでの500mを、自転車とテントとマットを詰め込んだ輪行袋(14kgくらい)とフロントバッグ(4kgくらい)とサイドバッグ(2つで8kgくらい)を担いで歩きます。しかも雨なので雨具を着込んだままで。汗かくー。
(地図リンク)
07:32
羽田空港に到着し、また汗かいて構内を移動して出発ロビーへ。7時半。電光掲示板を見ると、欠航の表示がズラリと並んでます。うっ。どうやら8時以前の便は全部ダメらしい。08:50発の釧路行きの表示はまだなので、飛べぇ~と念力を発しながら待ちに入る。
(地図リンク)
07:50
待っている間は(念力を除いて)ヒマなので、運搬で自転車を壊されないように輪行袋に注意書きを貼ってみたりする。
(地図リンク)
8時すぎ、「搭乗手続一時中止」だった釧路行きの表示が「悪天候のため10分遅延」に。よし! 速攻で自動チェックイン機にチケットを通し、窓際の席を確保。輪行袋は無事に預けることができたけど、「壊れても文句を言わない」という誓約書を書かされました。ちなみにANA。
11:08 出
11時に釧路空港に到着。仕事で札幌日帰りというひどいスケジュールで来たのを除くと、初めての北海道です。
天気は小雨。飛行機で台風3号を追い越したことになるので、これからまた激しくなるわけか・・。とにかく走れるだけ走ろうと思い、自転車を組み立てる。特に壊れたりはしてませんでした。良かった。11:50に空港をスタート。
(地図リンク)
11:58
空港を出るといきなり森の中です。すごい。車通りが少なくてクマが出そうな雰囲気なので(気にしすぎ)、自転車に付けた鈴(小さいやつ2コ)をチリチリ鳴らしながら走る。チリチリ。
しばらく行くとR240に出て、一面に丈の低い草が生えた原っぱが広がる。しかしR240は素通りして、空港の案内板で見た「釧路阿寒自転車道」を目指す。
(地図リンク)
12:30
釧路阿寒自転車道は、左手が草原+山/右手が牛、というのが10km以上ずーーっと続いている道でした。地図で見ると、左手の草原が釧路湿原らしい。
(地図リンク)
12:25 生
雨が激しくなってきたので、ド派手オレンジの雨具を再び着込む。目立つせいか右手の牛がことごとくこっちを見ます。走りながら観察すると、牛の首が私の動きにあわせて回転しているのが愉快。
(地図リンク)
半端な雨で自分も荷物も自転車も泥だらけになりながら走り続け、13:50に釧路駅着。途中で雨具を着たり脱いだりしたせいか、えらく時間がかかってしまったよ。さて腹も減ったのでここで昼飯にしよう。
14:11
ツーリングマップルに載っていた和商(わしょう)市場というところで、名物の勝手丼を食べることにする。店頭で発泡スチロールの丼に盛られた白飯(大きさにより100~300円)を買い、刺身やイクラをちょっとずつ買って載せて醤油をかけて食べるというシステムです。
(地図リンク)
14:14 食
鮭とホタテと海老と生ウニを載せてみました。1,600円という値段の半分以上を占める生ウニが、すごく甘くてえらく美味い。まあ値段相応といったところかな。
ちなみに今回は知らずに一店で揃えたんですが、普通はいくつかの店を回って買うもんらしいです。
(地図リンク)
14:30に市場を出て、残りの行程を計算してみる。霧多布の宿まで80km。携帯電話で宿に確認すると、夕飯は遅くても19:00とのこと。つまり4時間半で80km。雨はさらにひどくなりそうだから、こりゃ無理だな・・。そこで保険に考えていた電車輪行に逃げることにする。
しかしノートPCで時刻表を調べると、電車は1日に7本しかないのでした。次の電車は釧路発16:12。しまったつい東京の感覚で考えてた。まあ宿の最寄り(といっても14kmある)の茶内駅には17:20に着けるので、そこから自転車組み立てを含めて1時間半でなんとかなるでしょう。
釧路駅前で本日2回目の自転車パッキングをのんびりとやって、のんびりと列車に乗り込む。車両は1両でした。乗車率も20%程度。車掌さんに自転車の置き場所を尋ねると、「あー後ろの方にスペースがあっからさ、そっちに置いといて」と非常にフレンドリー。東京に比べると乗客と乗務員の距離が近いなあ。良い感じ。
17:22
1時間ちょいで茶内駅に到着し、小さいプレハブみたいな駅舎の中で自転車組み立て。
(地図リンク)
駅舎内には他に小学生らしき女の子が2人電車を待っていて、何か音が出るオモチャを鳴らして笑い続けてます。
雨具の着用を含めて作業に30分かかり、18:50に駅舎を出ようとしたところでその女の子達に「がんばって下さいー」と声をかけられる。このような事態を全然予期していなかったので、「あ どうも・・」などと間の抜けたリアクションをしてしまう。ううカッコ悪い。次回までに何かカッコ良いセリフなりポーズなりを考えておかなくては。
それにしても、こういうのは旅行者が多い北海道ならではって感じです。
18:13
駅を出て走り出すと、雨と風が本格的になっている。まあ自転車の泥汚れが洗い流されて奇麗になっていいや、等と考えながら海岸に向けて下って行く。せっかくの霧多布湿原も雨であんまり見えません。通り過ぎるバスが盛大に水煙を巻き上げ、後ろから見るとまるで除雪車みたい。
霧多布岬に入るところで結構な登り坂。しかも突風の向かい風です。立ち漕ぎでジリジリと進み、18:30にようやく宿に到着。
(地図リンク)
07:48 着 食
本日の宿「えとぴりか村」は、霧多布岬にあるとほ宿です。ログハウス風。宿の主人と奥さんから「大変だったねえ」と出迎えられる。とりあえず濡れた荷物を玄関に敷いてもらった防水シートの上に並べ、雨具を洗面所に干してもらい、早速夕飯。カレイの煮付けやイカ刺身など、「結構豪華な家庭料理」といったメニューでした。ご飯は小さめの茶碗でおかわりして計3杯。食後すぐに風呂に入り、やっと人心地つく。
しかし、なんだか普通の家庭に上がりこんでいる感じだなあ。
※写真は翌朝のもの
(地図リンク)
さっき並べておいた濡れ荷物を広げて被害のチェック。ノートPCやデジカメを入れたフロントバッグは無事だったけど、サイドバッグはレインカバーをかけていたにも関わらず中まで濡れてました。レインカバーといってもキャリアに接する内側の面は覆ってないし、水たまりばかりの道路を走って来たからなあ。
服や電気物(電動シェーバーとか充電器とか)は念のためにビニール袋に入れておいたので無事でした。しかしとほ宿ガイドブックは濡れてしまい、(2000年版なのに)まるで3年くらい使い込んだかのような味わい。
ちなみに宿泊者は私一人です。まだシーズンに早いというのもあるけど、こんな台風の日にわざわざやってくる人は普通いないよな。奥さんにも「絶対キャンセルが入ると思ってた」とか言われました。
とほ宿恒例の食後の談話も、私と主人だけでしんみり話すことになる。話題はやはり台風のこと。現在通過中で、明日の午前中までは雨と風が強いらしい。明日は日本最東端の納沙布岬に行こうと思っていたのに困ったな。そこで主人のアドバイスに従い、根室駅(納沙布岬がある根室半島の根元)まで電車輪行して、そこで天気をみてどうするかを決めることにする。とにかく9日間しかないので、進んでおかないと最北端の宗谷岬に行く前に時間切れになりかねない。
ロフトがあって4~5人用と思われる寝室を一人で占有し、ノートPCとデジカメ電池の充電をセットしてから23時くらいに布団に入り就寝。今日はいろいろと疲れた・・。
→次のページへ
[北海道]
2008/08/09~2008/08/17 北海道2008 706km
2007/08/10~2007/08/19 北海道2007 741km
2006/08/19~2006/08/27 北海道2006 620km
2004/07/31~2004/08/08 北海道2004 589km
2003/07/19~2003/07/28 北海道2003 843km
2002/07/26~2002/08/03 北海道2002 786km
2001/08/03~2001/08/12 北海道2001 700km