2000/01/22(土) 松姫峠と鶴峠 65km


走行ルート(作成中)

サイクリングコース本に載っていた、山梨県の松姫峠(標高差900m)と鶴峠(標高差200m)に行くことにしました。金曜夜に通販の輪行袋(Ostrich軽量MTB用、自転車縦置き型/これまでのは横置き型)も届き、準備もバッチリ。



2000/01/22(土)

7時に起き、7時半に稲城長沼駅へ。自転車置き場で新輪行袋に自転車を詰める。車輪用ポケットとかが内蔵されててパッキングが簡単になったはずなのに、旧輪行袋と同じ時間がかかってしまう。慣れたら早くなるかな。
自転車袋を担いで乗車。これまでの横置き型に比べて底面積が体感 2/3以下になり、列車内での迷惑度が下がりました。座席の横に立てかけても通行の邪魔になるほどじゃない。これなら新幹線の最後尾スペースからもはみ出さないな。
欠点は横置き型に比べて持ち運びが非常にやりにくくなったこと。前後の重さのバランスが取れてないし、縦に長くなった分地面をこすりやすい。ショルダーベルトを持つ位置を変えてできるだけ横型風にして運ぶと多少は楽だけど、やっぱり横置き輪行袋の方が格段に楽です。

列車の中で清算しようとした時、財布(大)を忘れてきたことに気付く。げっ。でも小銭入れに 4千円入っていたので事無きを得ました。あヘルメットも忘れてきた。まあいいか。下り坂で用心しよう。

猿橋駅
猿橋駅
立川で乗り換えて、10時前に中央本線猿橋駅に到着。最近改装した風の駅舎の前で自転車を組み立てて出発。とても良く晴れててわりと暖かです。空の青さも合格。

駅から出るとすぐに R20(甲州街道)。1999年夏に山中湖サイクリングからの帰りで通ったので、何ヶ所か風景を覚えてる場所で「あーここねー」とか言う。R20沿いに日本三大奇橋の一つの猿橋へ。

猿橋
猿橋
奇橋ってくらいだからどんなに素っ頓狂な構造をしているのかと思ったら、小さな普通のアーチ橋の下に意図不明のミニ瓦屋根みたいなのがたくさんくっついているというものでした。うーん。
しかし後で調べたところ、谷が深くて橋脚が使えないために両岩壁に棒を打ち込んで渡してあるのが珍しい、ということが分かりました。そういえば谷底までめちゃくちゃ高かったし、橋脚もなかった気がする。瓦屋根は渡してある棒の腐食防止らしい。

猿橋から若干引き返し、R505〜R139に乗って松姫峠へ。前半 2/3は勾配 2〜4%の一様な坂です。町中をしばらく進んで山道に入る。
山道は国道のくせに一車線で、しょっちゅう通るダンプカーをいちいち回避しないといけない。なんでこんなにダンプカーが通るのかと思ったら、山の中のあちこちで工事をしてました。遠くでドカーンという爆発音が聞こえたり、一般車両が入れない分岐が何ヶ所かあったり。後で調べたところ、この辺にダムを建設中らしいです。

残り 1/3は 6〜10%の本気坂。雪がかなり残ってたけど、綺麗に脇に寄せられていたので問題なし。天気が良いので(両脇以外の)路面も乾いてるし。工事現場を越えてからはとても静かになって、時折あちこちで雪の固まりが斜面を転げ落ちるパラパラという音が聞こえます。

タピオカ氷
タピオカ氷
途中、斜面から水がしみ出しているところで、タピオカ状に固まった氷やつららを見つけて写真に撮ったりする。日陰に残っている雪も空の色を反射して薄青い。奇麗。

顔面が乾いた汗でヒリヒリしてきたので、いつものようにボトルの茶でタオルを湿らせて拭きたいところ。しかし今回はスポーツドリンクを持ってきたのでできないのでした。そこで道路脇の比較的きれいな雪を顔面で溶かしつつ洗顔してみる。うーんアウトドアチック。それでもかなりさっぱりする。

松姫峠
松姫峠
登るのに 3時間近くかかり、13時頃に松姫峠着。南側への展望が開けていて、近隣の山の間から富士山みたいな山が遠くに見え隠れしてます(後で調べたら本当に富士山だった)。なかなか良い。記念写真を撮って次へ。

下り中に見える山並み
下り中に見える山並み
次の鶴峠との間の凹みには小菅(こすげ)という村があり、そこまで一気に 500mのダウンヒルです。寒いっていうか痛い。あと日陰が多くて路面が何ヶ所か凍結してたりするため、ゆっくりゆっくり下る。若干雪の残る山並みが奇麗だけど、見ている余裕がありません。

小菅村で昼飯にしようと思っていたけど、今回のルートでは村をかすめるだけだったので飯屋は一件も見つからず。非常食のカロリーメイトでお茶を濁して鶴峠へ。

鶴峠
鶴峠
鶴峠までの標高差は200m足らずなんですが、松姫峠で消耗した脚に10%はきつかったです。松姫峠越えよりも苦しい。ダメージがたまらないように何度も何度も休憩しつつ、14時にどうやらこうやら鶴峠に到着。何もない。なんで峠の表示がないんですか。仕方ないので、近くにあった鶴峠バス停に自転車を立てかけて記念写真。
登りと同じく10%の坂を下りはじめたところ、ママチャリの中学生が平気で登ってくるのとすれ違う。げえ。やっぱりこういうところに住んでいると脚力も違うのかなあ。

草にからむ氷
草にからむ氷
鶴峠からの下り途中、雑草に氷がからみついているのを見つけて写真。草を軸に氷が成長したのか、あるいは雪が積もって固まったのかな。指で触るとパシャンという音をたてて砕け、草が露出する。

その後も 70mくらいの丘(田和)を泣きながら越えて、15時半すぎに中央本線上野原駅に到着しました。トータル約65km。疲れた。
15分後の列車なので慌てて駅前でパッキングし、切符売り場でおばちゃんを自転車袋で小突いてしまったりしながら切符を買い、無事に乗車。

17時に帰宅。腹が減って仕方がないので、調布の丸高食堂(定食屋)まで4km走り、大盛りスタミナ定食を食べました。空腹のためいつもより格段にうまい。



これまでにいくつか峠をこなしてきてそろそろ慣れてきたかなと思ってたんですが、まだまだだったようです。翌日曜の脚力のなさといったら。
天気がすごく良かったため、景色的には非常に満足できるサイクリングでした。


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