2000/11/04(土)〜2000/11/05(日) 太良峠と身延線 130km
走行ルート(図はいずれ・・)
一日目
東山梨駅〜県道31号〜太良峠〜甲府駅〜R52〜県道20号〜R52甲西バイパス(未開通区間含む)〜県道4号〜県道9号〜R300〜県道9号〜身延駅〜身延山荘YH 80km
二日目
身延山荘YH〜県道10号〜内船駅〜井出駅〜R469〜県道398号〜県道10号〜県道25号〜県道182号〜富士宮駅〜第二東名(予定地)〜入山瀬駅 50km
富士山の西側を流れる富士川とそれに沿って走る身延線をたどりながら、甲府スタートで海まで下っていく計画。トータル100kmくらいです。
同行者を募ったところ、「以前はバリバリに乗ってて北海道も回ったけど最近はしばらく乗ってない」という川幡君が釣れました。友人経由で最近知り合った自転車仲間。年季の入った彼の自転車はドロップハンドルのMTBみたいな感じで、先日数人でヤビツ峠を走ったときには変速がうまくいかなかったりバッテリライトがありの巣になってたり(フタを開けるとゾロゾロと・・)して大変でした。今回はそれらの問題は全部解決済みとのこと。
私としては高いところも走りたいので、先行して朝のうちに甲府盆地北側の太良峠(標高差750m)に登ることにしました。
2000/11/04(土) 一日目
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| 東山梨駅(無人駅) |
私の方が川幡君より1時間ほど甲府に近いとはいえ、750mの峠となると結構な余裕をみておかないといけない。甲府の集合時間が11時なので、登りに2時間下りに1時間と見積もって、07:55に太良峠のふもとの東山梨駅に到着。
暑いほどの快晴でとても気持ち良い。ゆっくり自転車を組み立て、20分後に出発。
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| 田舎道を進む |
笛吹(ふえふき)川を渡り、車の少ない農村地帯の道を登っていく。どこかで早めにエネルギー補給しておこうと思いコンビニ等を探すと・・ない。まあ一応カロリーメイトは常備しているので心配することもないんですが、それは非常用に残しておくということで。とりあえず自販機でホットココア缶を買って飲む。
途中から傾斜が厳しくなってくる。まだ町中なのに。畑仕事をしたり散歩したりしているおじいさんやおばあさんやお孫さんに挨拶しながら、立ちこぎで進む。
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| 山間に入った |
しばらく進むと民家がなくなり、良い感じの山間道路に。派手な紅葉はないけど、ちょっと黄色くなった木々なんかが真っ青な空に映えてて奇麗。
あと気温に対して日差しが強すぎるのか、道端の草むらや地面から湯気がもうもうと立ちのぼってます。
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| 太良峠 |
途中からまた集落が現れ(切差(よみ不明)地区)、集落が終わって間もなく太良峠に到着。突然展望が開けて甲府盆地が一望できる。写真ではよく分からないんですが、霞んでいる空気の下に甲府市街が全部見えてます。すごい。
ここで10:00。見積もり通りだ。
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| 急傾斜&狭い下り |
峠からの下りは、電子地図と標高データで調べたときに14%という信じ難い傾斜を示した道です。本当かー? と思いながら下り始めると、2車線の舗装路が突然1車線のコンクリでこぼこ道になり、下るのが怖いくらいの傾斜になりました。ガードレールを真横から撮った写真を後で調べると、本当に14%・・。
恐怖の14%が終わって舗装路に出て、ちょうど開催されていた近所の高校のマラソン大会の生徒の間をすり抜け、11:00ピッタリに甲府駅に到着。10:30に着いていた川幡君もちょうど自転車組み立てを終えたところ。
あ、彼のリアディレーラが私のと同じSHIMANO Aceraに変わっている。でも私の方が年式が古いため、私のが7段変速なのに彼のは8段変速。許せん。でもハンドル側の変速レバーが7段にしか対応してなくて結局は7段変速ということで、ああ良かった。
駅から南へ1kmちょいのデニーズで昼食を済ませ、川幡君がR52甲西(こうさい?)バイパスの未開通部分を見たいというので真西に向かって県道20号を走る。
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| 工事現場にずんずん入り込む川幡君 |
しばらく走っていると、建設中の高架道路が見えてきました。12:50。川幡君は立入禁止のロープをくぐって奥へ奥へと入っていってしまう。マズいんじゃないですか? しかし川幡君は「土日は作業してないから大丈夫っすよ」と言いながら進んでいく。
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| 登るし |
高架の上に通じる足場の入り口のナンバー錠を外し(番号プレートが付いたままだった・・)、とうとう高架に登ってしまう川幡君。上から「ヤッホー」などと言っている様子を写真に収める。
彼が降りてくると、突然前後左右から現れる作業員の方々。しまった待ち伏せか!! と思ったら13:00になって昼休みが終わったから戻ってきただけなのでした。どっちにしろマズいんだけど、川幡君が「このあたりはいつ頃開通するんですか?」と普通の会話に持ちこんで事無きを得る。ああヒヤッとした。
その後も未開通バイパスに沿いながらローカル道をクネクネし、開通済みバイパスまで辿りついてからはスイスイ進む。開通済みといっても下道(したみち)だけなんですね。しかも片側がまだ工事中だったりする。
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| 身延線に沿って走る |
甲西工業団地のあたりで左折して、合流して富士川になる直前の鎌無川・笛吹川を渡り、県道4号に入って身延線に沿いはじめる。14:00。
その後は身延線の波高島(はだかじま)駅に寄ったり100m前後の丘を越えたりして、16:25に身延線身延駅に到着。日があたらなくなってからは結構寒かったです。
YHでの談話に備えてコンビニでツマミ的なもの(豆スナック)を買い、身延橋を渡って3kmの身延山荘YHへ。
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| 身延山荘YH |
インターネット情報で知ってはいたけど、外観は完全に寺。石段を登り、お寺に突き当たって左に入ると身延山荘YH。玄関もYHのマークがなかったらYHとは分からんでしょう。
おばちゃんペアレントに迎えられ、受付まで待合室兼食堂兼談話室でお茶(セルフサービス)とお茶菓子を頂く。今日はキャンセルが重なったとかで、我々とお坊さんが一人だけらしい。残念。
前後の壁には大きな本棚があり、主に漫画がビッシリ並んでます。その品揃えがかなり濃く、なんだか興奮している川幡君。
さっそく風呂。3〜4人が入れそうな風呂場は今日は使わず(間違えて水風呂に入りそうになった)、一人用家庭風呂に交代で入る。熱い!
YHらしからぬシングルベッド×2の部屋でくつろぎ、夕食できたよーと呼ばれて食堂へ。お坊さんとYHのおばあさんが同席です。18:50。
お坊さんからは「これからは君達20代の若者の肩にかかっている!」と言われ、「すいません先日30才になりました」とノリの悪いツッコミを返す。
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| 豪華な夕食 |
この夕食が結構豪華。左から順に赤飯、塩鮭、タコとキュウリとワカメの酢の物、エンドウ豆やタケノコやコンニャクの煮物、湯葉(わさびが載ってた)、厚揚げの野菜あんかけ、ミニそば。盆の向こうにはみ出しているぶどうも。それから盆の左上に見えている天ぷらやエビなどはお坊さんの差し入れです(余りものらしい)。腹一杯頂きました。
食後はYH伝統の皿洗い(最近はないところも多い)。川幡君と分担してサクッとすませる。
その後は漫画を部屋に持ち込んでまったりとくつろぐ。川幡君はパタリロ(私の認識は「口がひし形の漫画」)などを読んでいる。私は炎の転校生とか。ちょっと寒いのでベッドに入って読み続け、最高にぐうたらな状態に。
その炎の転校生が途中の巻までしかないことに最後に気づき、えも言われぬもどかしさを感じた00:00頃に就寝。
2000/11/05(日) 二日目
07:00前に起床。
今日は曇りのち雨の予報。困ったわねえ。雨が降ってきたら身延線で輪行かしらねえ。
とか昨晩話していたにも関わらず、嘘みたいな晴天。わあなんて都合が良い。
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| なかなかの朝食 |
07:00、朝食もなかなか。湯葉入り味噌汁とか里芋(ホカホカ)の甘味噌かけとか。
皿洗いをすませ、テレビを見てゆっくり。今日はどこまで走るかはあんまり考えてません。海まで走っても60kmくらいだし。
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| 完璧天気 |
おばちゃんに挨拶をしてYHを出て、それぞれの自転車のタイヤに空気を入れたりしてきっちり準備を整え、09:00に走り出す。
再び身延橋を渡り、東岸の県道10号を南下する。天気最高。絶好のサイクリング日和。気持ち良いねえ。車も対岸のR52に吸い取られているので少ないです。
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| 富士川 |
県道から見下ろす富士川は、数日前の雨のせいか濁り気味。でも景色としてスケールがでっかいので、なかなか見応えがある。
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| 特急ふじかわと彼 |
09:45、身延線内船(うつぶな)駅で小休憩。ちょうど特急ふじかわが入線していたので、川幡君と特急のツーショットを撮影。
さらに彼は今は使われていない引き込み線の検証などを始めている。うーん鉄風味。それにしてもこの古いレール、本線と垂直に設置されてるけど一体何?
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| 向こう岸を走るR52(手前は分離した対向車線) |
その後も快適な県道を走る。向こう岸には延々とコンクリ屋根(雪除け?)に覆われたR52が。模様としては奇麗だけど、あれは走りたくないな。
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| 走ってきた道を振り返る |
一方県道は右の写真のような感じ。少々起伏はあるけど、何よりも車が少ないことがありがたい。日当たりも良くて本当に気持ち良い。
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| 井出の集落 |
10:30、県道がちょっと盛り上がった頂点の井出駅で休憩。ずいぶんオープンな感じの無人駅で、川幡君は隣にある踏切から侵入したりしている。
駅からちょっと下ったところに脇道への分岐があったので入ってみる。電子地図にもツーリングマップルにも載っていない、小さな集落がありました。のどかで良い感じ。
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| カーブの向こうから現れた富士山 |
11:40、芝川駅のあたりから周囲が市街地になり、富士宮市との境まで100mを登り始める。
丘を越えて富士宮市に入ると、カーブの向こうから正面一杯に富士山が現れました。なんだかテレビ番組みたいな演出だ。晴れてるから良く見えるなあ。奇麗。山中湖からだと左側に見えるでっぱり(宝永山?)が、こっちからだと右側に見える。
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| 富士宮の秋まつり |
昼食のために富士宮駅に向かっている途中、浅間大社で祭りをやっているのに出くわす。でも昼食優先なので素通り。
後で見かけたポスターによると、秋祭りだったらしい。
12:25、富士宮駅の駅前通りにあったトモエ食堂で昼食。さば煮とん汁定食750円。さらに一品付くというので冷奴を追加。んー安くて量があって良い感じ。ちょっと多すぎるくらい。
昼食を食べながら、これからどう進むか作戦会議。どうしましょうか。せっかくだから身延線にもちょっと乗ろうということで、ここから6kmの入山瀬(いりやませ)駅から早々に輪行してしまうことにする。といっても身延線終点の富士駅まで3駅しかないですが。
あと、途中で建設中の第二東名を見に行きたいとのこと。今度は用心しよう・・。
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| 工事現場にずんずん入り込む川幡君 |
ツーリングマップルの情報とGPSから割り出した第二東名予定地には、なんにもありませんでした。原っぱの向こうにちょこっとそれらしき工事現場が見えるだけ。立入禁止の看板を素通りして入っていく川幡君。私は用心して看板で停止し、望遠撮影で彼の行動を逐一記録することにする。
結局、用地買収はだいたい終わってるけど工事はまだまだ、という段階だったみたい。
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| 入山瀬駅から輪行 |
その後、ちょっとはぐれて携帯で連絡を取ったりしつつ(便利だなあ)、14:00に入山瀬駅に到着。自転車をパッキングする。
しかし14:28に入ってきた列車は1両で、しかも人がビッシリ。うわあこんなのダメ。リタイヤ。と川幡君に告げ、一旦見送ることにする。
14:40の列車は2両編成で、そこそこ空いていました。ああ良かった。
富士駅で東海道本線に乗り換え、小田原駅で(私は小田急線乗換えなので)お別れ。お疲れさんでしたー。
今回は天気に恵まれて全く気持ち良かったです。次は天竜川&飯田線あたりかな。
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