2001/07/21(土)〜2001/07/22(日) 碓氷峠と馬越峠と信州峠 150km
走行ルート
一日目
JR信越本線 横川駅〜R18〜碓氷峠〜軽井沢銀座〜軽井沢タリアセン〜県道157号〜R18〜県道136号〜県道137号〜県道9号〜R141〜県道44号〜県道138号〜県道2号〜松原湖駅〜県道480号〜松原湖 民宿たばた館 70km
プロフィールマップ
ニ日目
松原湖 民宿たばた館〜県道480号〜R141〜小海トンネルから〜県道2号〜立岩湖〜馬越峠〜県道2号〜川上村 森の交流館〜県道68号〜県道106号〜信州峠〜県道610号〜県道23号〜茅ヶ岳広域農道〜JR中央本線 塩崎駅〜JR中央本線 竜王駅 80km
プロフィールマップ
装備
ATX-830
フロントバッグ(ノートPC他)
シートポストキャリア+リュック(着替え他)
海の日の2001/07/20(金)は新宿のオフィスに休日出勤して、一人マシン室で凍えながらテストを繰り返しました。連休だいなし。
ムカムカするので土日に走ることにしました(ムカムカしなくても走るんだけど)。突然思いついた碓氷(うすい)峠+軽井沢+避暑というキーワードでルート設定。碓氷峠の手前で切れてる信越本線の終点横川駅からスタートで、軽井沢の先の小諸にあるYHあたりに泊まろうかな。日曜はよしおかさんのFoldingBike Touristに書いてあった馬越峠や信州峠あたりを攻めたい。
2000/07/21(土)
横川までは3時間以上かかるので、もちろん始発列車に乗って輪行。しようと思ったけれど、矢野口駅での自転車パッキング中に猛烈な腹痛に襲われ、駅のトイレに入っているうちに始発列車を逃しました。結局、矢野口駅発05:53のに乗って09:13に横川駅に到着。
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| おぎのやの釜飯 |
駅舎から出ると、周辺は見渡す限り釜飯。日本最古の駅弁屋という「おぎのや」の本拠地らしくて、一面おぎのやポスターおぎのやノボリおぎのや看板等で埋め尽くされてます。とりあえず店に入って900円の釜飯を。頼んだら1秒で出てきました。駅で買っても店で頼んでも、どっちにしろ同じ駅弁釜飯らしい。味はまあなかなか。アンズが入っているのがちょっと新鮮です。
まだ宿をとっていなかったので、携帯電話で近所のYHやとほ宿にかけてみる。どこも一杯で入れない。やっぱり連休に飛び込みは難しいか・・。
そこで、日曜に走る予定の馬越峠にほど近い松原湖あたりの観光案内に電話してみる。例によってデジカメで情報を録音。相場は民宿1泊2食で6,000円とのこと。わりと安いな。5軒くらい紹介してもらったうちの1軒目で無事に予約。
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| 鉄道文化むら |
駅前から線路に沿って西に走り始めてすぐ、保線区らしき広場にいろんな列車が停めてあるのを見かける。鉄道文化むらという施設らしいです。鉄的な鑑賞眼がないのがちょっと残念。
眺めているうちに向こうから緑色でカマボコ型(?)のファンシーな感じの列車が走ってくる。そういえば釜飯店のおばちゃんがトロッコ列車だかなんだかが走ってくるって言ってたな。
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| 気持ち良い木陰を進む |
碓氷峠は傾斜5%前後で標高差500mくらいの中級峠です。避暑地の近くだから車とか多くて観光地化されているのかと思っていたら、予想外に車も店も少ない。そして緑が多い。ヤビツより良いかも。
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| 碓氷第三アーチ |
道路脇には横川駅〜軽井沢駅を結んでいた路線の廃線(新幹線開通と同時に廃止された)が散見されます。
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| 天然クーラー |
カーブには一つ一つ番号がふってあり、その93番目にある封鎖されたトンネルの入口で休憩。トンネルからやたら冷たい空気が流れてきて涼しい(なんでだろう?)。
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| 碓氷峠修路碑 |
12:15に長野県の看板が見えてきて、碓氷峠に到着。わりと楽でした。道も気持ち良かったし、もっと家から近かったら何度も走りに来るのになー。
特に展望があるわけでもないので、ちょっと休んでから軽井沢へ向けて出発。
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| 人ビッシリ |
軽井沢では、去年に引き続き「マイルドセブンサイクリングラリー」に参加。といっても勝手にスタンプとか集めて応募するだけなんですが。
一個目のスタンプを押しに中心地の「軽井沢銀座」へ。原宿みたいに人がビッシリ。全然避暑って感じじゃない〜。特に通りの入口付近は人が固まっていてとても自転車じゃ入れないので、電子地図を見て迂回し(さすが市街地、詳細地図が載ってる)、無事に指定の建物に到着してスタンプを入手。
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| ミカドコーヒーのモカソフト |
サイクリングラリーのパンフに載っていた「ミカドコーヒー」のモカソフトがやたらうまそうだったので、ついでに食べに行く。5分ほど並んでから購入。んー、うまいけど、ちょっとこってりすぎる感じです。普段ならもっと美味く感じるんだろうけど、乾いた喉にはもう少し水気の多い感じが良い。
ここで13:00。昼飯時になったけど、こういう観光地で食べるのはなんだか負けな感じ。よってもうしばらく我慢することに。
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| 甌穴 |
線路をまたいで中心地を離れ、さらにラリーのポイントをめぐります。その一つである甌穴(おうけつ)は、岩盤のヒビ割れ等が侵食されてできたものらしい。なんかポコポコ穴が空いてて愉快。
最後にフランス料理店の前にあった応募ポストに用紙を投函し、新幹線の線路に沿って佐久平方面を目指す。
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| サニーレタスのパッチワーク |
しばらく進んでも昼食場所が見つからないので、R18沿いのコンビニでパンを2個購入。1個食べる。それと1リットルの紙パック麦茶も補給。
新幹線の線路に絡むように走る県道137号沿いには、サニーレタスの畑が多いです。緑色のものと赤色のものが交互に植えてあり、その鮮やかなコントラストが奇麗。
道は緩やかな下りが続き、快調にとばして行く。
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| 迫る雷雲 |
佐久平駅の手前で新幹線を離れ、国道を避けて県道138号〜県道2号あたりの裏道を南下していると、後方から不穏なゴロゴロ音が。振り返ると真っ黒な夕立雲が追ってきてるじゃあないですか。やばい! 20秒に1回くらいの落雷に脅されながらペースを上げて走る。
しかし太田部(おおたべ)駅の脇を抜けて千曲川沿いに出ると、残りは松原湖まで20km続く緩やかな登り道。なのでペースはどんどん落ち、頭上がみるみる暗くなり、ついに追いつかれてしまいました。雨宿りのできない田んぼの中でザアザア降られる。ひー。なんとか見つけたひさしのある小屋の軒下で雨具を着込み、ここで松原湖までの残りは5kmくらい。
松原湖駅の手前の小海駅に着くと雨はやみ、しかも路面を見ると全然濡れてません。ああもうちょっと速く走っていれば追いつかれずに済んだのに。
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| たばた館のしな犬 |
松原湖駅から松原湖までは、標高差100mくらいの最後の急坂です。登っているうちに突然脱力。そういえば昼飯にモカソフトとパン1個しか食べていなかったんだった(夕立に追われて忘れてた)。残りのパンを口に入れるも時すでに遅し。正面から夕日が照らす中を息も絶え絶えになりながら登り、民宿「たばた館」に18:10に到達。
民宿の玄関には太った犬がいました。前足を立てて座ると、腹が出すぎているせいか、しなを作ったみたいになってしまう。横になっても片足が宙に浮いてる。
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| 宿の夕食 |
宿では一人。前日にゴルフ団体が入って大変だったので、今日はお休みのつもりだったらしい(申し訳ない)。
それで大きい風呂も広い座敷も全部貸し切り状態。夕食は全部食べて後悔するほどの量。まだ明るい外からは、鳥の鳴き声がエコー付きで聞こえてきます。
2Fの部屋に戻り、消化に専念。窓を開けているとひんやりした空気が入ってきて気持ち良い。
しばらく消化してからノートPCで明日のルートを確認し、また消化に専念したりしているうちに夜になったので、就寝。遠くでカエルが鳴き続けてました。
2000/07/22(日)
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| 朝の松原湖 |
朝7時前に起床。外からイビキが聞こえるので見てみると、例の太い犬でした。朝食もボリューム充分。ペットボトルに水を詰め、08:00に礼を言って出発。
今朝はすごく良い天気。松原湖も山と空を映して奇麗です。今日の行程では食糧補給に不安があるので、まずは小海駅方面へ数km下ったコンビニでパンと寿司パックを購入。
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| 相木川と釣り人 |
一旦小海駅まで下り、そこから馬越峠へ続く県道2号を登る。道の左手を流れる相木川は河原が広く、キャンピングカーや釣り人が目立ちます。
馬越峠までは標高差700m、傾斜は5〜10%。まずは(まだ自販機があるという基準での)市街地を抜けていきます。町中なのに結構急傾斜で、局地的には11%まで。
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| 立岩湖 |
さらに登って行くと、風景を見事に映した湖が。立岩湖です。近くの森の中から岩肌もあらわな巨岩がそびえ立っていたので、これが由来なのかも。
車で来たお婆さんに話しかけられ、「これから馬越峠というところまで行くんですよ。馬が越えると書いて馬越峠」と説明。それを言うなら「馬で越える」だろう、と心の中で自分にツッコミを入れつつ先へ。
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| 集荷場で休憩 |
10:10、農産物集荷場の屋根の下で休憩。しかしパンをかじっているとトラクターが入ってきたので退散。
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| ランドナーのお二人と遭遇 |
残り標高差100mあたりで、前方に休憩中のランドナー二人組を発見。この人達も土日で周辺の峠を走っているとのことです。ツーリング系HP「自転車ツーリング再生計画」「ランドナー補完計画」の常連さんらしい。左端が司馬さん、中央がせいのさん。同じのんびりツーリングペースなので(しかしお二人は前日に私よりハードな峠越えをしていたらしい)、しばらく一緒に走ることに。
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| 馬越峠の私 |
すぐに峠に到着。11:20。峠は切り通しになっていて、南相木村方面も川上村方面も見晴らしが良いです。川上村側で白く輝いている四角は野菜畑のビニールかな。
お二人と互いに写真撮影。
450mを一気に下って川上村の中心地へ。といっても役場と一面の野菜畑なんですが。役場の隣の「森の交流館」という建物の中の食堂に入り、私は焼肉定食、お二人はそばを注文。定食はこういう場所にしてはちゃんとしてました。
館内のメンズルームで顔を洗い、ペットボトルに水道水を補給。
せいのさんは東の三国峠、司馬さんは西の野辺山方面、私は南の信州峠に向かうので、後で写真をメールすると約束してここでお別れ。
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| 直線登り |
信州峠への入口で迷う。GPSを使ってなんとか見つけたけど、とても県道とは思えない細い道です。案内板くらい立ててくれてても良いのに。峠までは標高差300m。
少し太い道(こっちが本道?)に合流した後、笑ってしまうほどまっすぐ伸びた登り坂に遭遇。しかも遠くへ行くに従って傾斜が厳しくなってます。精神的にダメージ。しかし登りきってから振り向いて撮った写真はなかなかでした。
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| 信州峠の道の継ぎ目 |
長野県と山梨県の県境になる信州峠に14:10に到着。さすがに馬越峠が響いているのか、結構疲れました。ここは峠の名前を書いた看板とかそういうのは何もありません。とりあえず両県の舗装の境目をデジカメに収めてみたり。
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| 瑞牆山の奇岩 |
峠からちょっと下った先で、左手の山の頂上付近に変な岩が見えたので望遠撮影(単眼鏡をデジカメに押し当てる)。帰宅後に調べた結果、瑞牆(みずがき)山と判明しました。わりと有名な岩壁らしい。
あっそういえば寿司パック買ったまま忘れてた。フロントバッグの中で暖まり続けているのでかなり怖い。怖がっているうちにさらにどんどん怖くなっていきます。
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| 塩川で洗顔 |
14:30、左手に流れている塩川がとても奇麗なので、降りていって洗顔。夏のツーリングの基本は洗顔ですよ。最高に気持ち良い。
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| 茅ヶ岳広域農道 |
県道610号〜23号沿いに延々800m下って行って、途中から茅ヶ岳広域農道に左折。FoldingBike Touristのツーレポに「南アルプスの眺めがすごい」と書かれていたので。
最初の100mの登り返しでひどい汗をかいたけど、それを越えるとおおむね下りばっかりです。情報に違わずすごい景色。ただ山の上半分が雲に隠れていて裾野のあたりしか見えないのが残念。
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| 音もなく飛ぶグライダー |
農道を外れて市街地へ降りていく途中、プロペラ機がグライダーを牽引して飛んでいるのを見てなんとなく得した気分。
それにしても耐えがたい蒸し暑さです。今までどれだけ涼しいところを走ってきたかを身にしみて実感。
最後は塩崎駅(甲府駅の2駅西側)から輪行するつもりだったんですが、行ってみるとホームしかなくて無人駅っぽい。駅トイレで汗を拭いたり着替えたりしたいので、ここはパス。次の竜王駅へ。
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| 竜王駅から輪行帰宅 |
竜王駅はまあまあの都会駅でした。自転車をパッキングし、トイレで用を済ませ、怖さきわまる寿司パックを断腸の思いでゴミ箱に捨て(食事を残すことに強い罪悪感を覚える人間なので)、17:45の列車に乗車。
自宅最寄の矢野口駅には20:30に到着。府中街道沿いのリンガーハットで皿うどん390円を食べてから帰宅したのでした。
やっぱり夏は高所に限りますね。夏以外でも峠にばかり行っているのは秘密ですが。
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