2001/09/01(土)〜2001/09/02(日) 九十九里浜といすみ内陸 160km


走行ルート
一日目
JR銚子駅〜海岸線沿い〜銚子漁港〜県道254号〜犬吠崎灯台〜地球の丸く見える丘展望館〜県道254号〜R126〜県道30号(一部海沿いの自転車道)〜蓮沼海浜公園〜九十九里浜白子YH 70km
プロフィールマップ(未)

ニ日目
九十九里浜白子YH〜海沿いの自転車道〜県道30号〜R128〜太東崎灯台〜県道229号〜県道152号〜田んぼの間の細い道〜県道154号〜万木城跡公園〜いずみ環境と文化のさと〜県道153号〜南総広域農道〜JR茂原駅〜県道14号〜県道123号〜長柄ふるさと村〜県道132号〜千葉外房有料道路〜県道20号〜JR千葉駅 90km
プロフィールマップ(未)

装備

MR-4
フロントバッグ小(ACアダプタ、ツーリングマップル等の重いもの)
シートポストキャリア+パニアバッグ(ノートPC他)

今回も前日思いつき旅行です。千葉県は九十九里浜に盛大に足跡を刻んでやることにしました。輪行時間が長く、激しい峠越えもないので、自転車はMR-4を持って行きます。


2001/09/01(土)

4時半に起き、パンを食べながらインターネットのアメダス情報で風向きを確認。九十九里浜では北東から南西へ吹いてます。それならば九十九里浜の北東端、銚子へ電車でゴー!(逆なら嶺岡林道のときに到達している安房小湊にするつもりだった)

朝焼けの京王よみうりランド駅
朝焼けの京王よみうりランド駅
接続している限り一番早い京王よみうりランド駅発05:35の列車に乗車。よみうりランド駅は高架上にあって見晴らしが良く、朝焼けが綺麗です。
新宿、御茶ノ水、錦糸町、千葉と延々乗り継いで銚子駅へ。千葉駅から銚子駅までの107分では、今どきにだらしない感じの中高生が乗ってきたり降りていったり。今日は登校日か。

今回の装備
今回の装備
3時間半かけて09:02に銚子駅に到着し、早速MR-4を組み上げる。ちなみに今回使っているTOPEAKシートポストキャリアは新しく買ったヤツで、以前のヤツよりもかなり下に付けられるようになってます。重心が低くなり、ケツが振り回されることもあまりありません。(しかし以前のMR-4のハンドルの上向き加減は何事?)
それから宿の予約を。白子町にある九十九里浜白子YH。無事にとれました。

入り組んだ水路の銚子港
入り組んだ水路の銚子港
まだ開いている店の少ない駅前の通りを突っ切って利根川河口へ。途中のコンビニでおにぎり2個を買い、銚子大橋を眺めながら追加の朝食。
それから海岸線沿いに犬吠崎(いぬぼうさき)へ。銚子港あたりの河口には海岸線に平行にコンクリの低い壁が走っていて、(どういう理由か分からないけど)利根川から狭い水路を区切りとっています。

犬吠崎灯台(左)とニセ犬吠崎灯台(右)
犬吠崎灯台(左)とニセ犬吠崎灯台(右)
10:45に犬吠崎灯台。近くの電話ボックスはなかなか良くできたデフォルメ灯台の形をしています。NTTもよく分からないところに力を入れてるなあ。
受付で150円を払い、階段をぐるぐるぐるぐる登り、灯台の上に出る。風が強くて吹き飛 ば さ れ  そ   う   。
しかし眺めは最高です。沖の方を見ると、途中まで薄緑色の海がクッキリした境界で真っ青に変わっているのが見えます。灯台に付属の資料館によると、遠浅の海が急に深くなっているためらしい。

展望台にて  片目を閉じているのはまぶしいため
展望台にて  片目を閉じているのはまぶしいため
次は急坂を50mばかり登って「地球の丸く見える丘展望館」へ。「丸く見える」というのは、海に突出した犬吠崎の高台にあって周囲180度以上に水平線が見えるからなんでしょうきっと。展望台の中央は団体さんと家族連れが占拠してました。
干物三昧ストラップ (メザシ)
干物三昧ストラップ (メザシ)
そして建物内の売店で干物ストラップ全4種類を購入。実はここに来たメインの目的はこれだったりします。以前にケータイWATCHの記事でその造形彩色の巧みさにビビッと来ていたので。記事には載っていなかったメザシも良くできてる。

海沿いの自転車道
海沿いの自転車道
展望台から西へ降り、R126のちょっとした凹凸で汗をかいた後、県道30号の途中で海岸沿いに自転車道を発見。これだ!
しかし路面状況が良かったのは最初だけ。特に砂が多くてMR-4の細いタイヤを何度もとられそうになります。自転車で走っている人はほとんど見かけず、路上では海水浴客が甲羅干ししてたり。ぜんぜん整備されてないですよ。風は計算通り追い風で楽なんですけどね。
何度か行き止まりになって県道に戻されたりしつつも、一応できるだけ自転車道を走行。

田んぼのカルガモ
田んぼのカルガモ
途中のコンビニでパンを買い、昼食場所を探して県道30号を走っているうち、左手の田んぼにカルガモの群れを見つけて停車。これはカルガモ農法とかそういうのですか? あるいは単に休んでいるだけ? 見ているうち、あぜ道を越えて草むらの奥へ行ってしまう。一列に並んで歩く仕草が愛らしい。
停車ついでに裏路地に入り、低いコンクリ塀に腰掛けて昼食。14:20。

蓮沼公園のミニ線路
蓮沼公園のミニ線路
昼食を終えて再び県道30号を走り始めてすぐ、海側に蓮沼海浜公園という看板を見て左折。期待通り、園内を流れる川沿いに走れる道がありました。園内にはミニ電車(SLディーゼル車新幹線等)が走っていて、ミニ踏切を自転車で渡ったりします。

さらに状態の悪い自転車道
さらに状態の悪い自転車道
九十九里町に入ってしばらくして、また懲りもせずに海沿い自転車道を見つけて進入。こっちはあちこちで砂が山をなしていてまともに走れません。ダメだー。SPD靴の中が砂だらけ。

九十九里浜白子YH(翌朝)
九十九里浜白子YH(翌朝)
16:55にYHに到着。母さんペアレントが迎えてくれました。父さんペアレントは自転車で走りに行っているとのこと。おーサイクリストですか。話が楽しみだ。まずは砂を落とすために風呂に入らせてもらう。
今日の宿泊者は、私の他に先着の女子大生が二人。でも私(30才)はオクティーだから積極的に若い女性に話しかけたりはできないんですよ。結局向こうから話しかけられてしまいました。埼玉方面から電車で来た大学生で、二ヶ月もある夏休みの最中とのこと。くそう良いなあ。
YHの夕食
YHの夕食
夕食は刺身と餃子スープとおでんとカツ。キッチリ作った家庭料理って感じ。うまいです。あ、皿洗いアリです。

食後、母さんペアレントに明日のルートの相談に乗ってもらう。今日の海沿いはそれほど楽しくなかったので、さらに海岸線を南下していく計画は没。「内陸で田舎で走って気持ち良いところ」と都合の良い条件を提示すると、万木(まぎ)城跡と長柄(ながら)ふるさと村を紹介されました。ついでに教えてもらった太東崎(たいとうざき)灯台を含めて、千葉まで走る90kmのコースを設定。

幻の「サイクル野郎」
幻の「サイクル野郎」
離れになっている談話室で本棚を漁っていると(女子大生は食堂のテレビでボクシング観戦)、奥の方に「サイクル野郎」1〜17巻を発見! 噂にしか聞いたことのなかった自転車日本一周漫画です。大昔の漫画だけれど、読んでみると激しく面白い。ああこの頃は埼玉-長野の三国峠も山道だったのだなあ。YHでのミーティングは今と全然違うなあ。
布団にまで持ち込んで読みふけったものの、じっくり読んだので7巻どまり。くー 、また読みに泊まりに来るか・・。


2001/09/02(日)

7時に起床。今日も天気良いです。すぐに談話室に赴き、朝食(7時半)までのわずかな時間で「サイクル野郎」を読み進める。
朝食もキチッとした感じで美味。盛り付けも綺麗です。

父さんペアレントに先導してもらう
父さんペアレントに先導してもらう
父さんペアレントは昨晩帰ってくるなり寝てしまった(千葉まで往復80km以上走ったらしい・・)ので、今朝が初顔合わせ。50〜60才ってとこでしょうか。元気ですねー。しかもこれから途中まで自転車で案内してもらうことになりました。
08:40にYHを出発し、九十九里有料道路脇の自転車道で南下。あ、ここは防風林の内側だから綺麗で走りやすいです。4kmほども伴走してもらい、お礼を言って先へ。

見上げるカメ
見上げるカメ
R128を太東崎灯台入口交差点で折れ、灯台へ。途中に用水池があり、小さな島の上で大小2匹のカメが日光浴をしているのを発見。実家でカメを飼っていたこともあり、カメにはちょっと目がない私です。日光浴時には必ず空を見上げるカメ。
太東崎にて メットに映る私
太東崎にて メットに映る私
10%は越えている狭い坂道を登りつめ、10:20に太東崎灯台に到着。特に灯台に入れるわけじゃないんですが、その先の高台から見える海と左右に伸びる海岸線が見どころです。
でっかいバイクで来ていたお兄さんだかおっちゃんだかの人に頼んで写真を撮ってもらう。しかしその人のヘルメットがあまりに見事な鏡面加工だったので、「ちょっとすいません」とか言って自分で自分写真を撮影。

灯台入口の交差点に戻り、そこのコンビニで昼食パンを購入。

田んぼの中を進む (向こうには外房線の列車)
田んぼの中を進む (向こうには外房線の列車)
交差点をそのまま内陸へ直進し、万木城跡を目指して県道を走行。しかし途中で「自転車通行可」という田んぼの間を縫う道路を見つけ、電子地図で位置だけはチェックしながらその道を進む。
林の中を進む
林の中を進む
電子地図に詳細図が載っているのをいいことに、さらにどんどん細い道に入り込んでいきます。車が全く入ってこない生活道。走ってて本当に気持ち良い。

万木城跡天守閣から田んぼを見下ろす
万木城跡天守閣から田んぼを見下ろす
一面の田んぼの中にポコッと出ている小さな山の細い急坂を登り、11:50に万木城跡の小さな駐車場に到着。ここには東屋があり、テーブル上は一匹の猫が寝そべって占拠してます。近づいても面倒そうにこっちを見上げるだけ。
自転車を置いてさらに階段を上り、天守閣の形をした展望台へ。周囲は田んぼと林とちょっとした丘があるだけで、かなり遠くまで見渡せます。のどかだ。
昼食と猫
昼食と猫
駐車場に戻り、東屋でパン昼食。退きゃあしない猫をそのままにして食べ始めると、コロッケパンに反応して様子を伺い始める猫。奪取されるとイヤなので、小さくちぎったパンのかけらで牽制しつつ食事を続ける。

いすみ環境と文化のさと
いすみ環境と文化のさと
小山を下り、今度は1.5kmほど南東にある「いすみ環境と文化のさと」へ。近くの川に住む生き物や風景写真の展示がしてあり、なかなか面白いです。
さらに建物内には休憩のできる広間があり、親子でゴロゴロしている人達が多数。

南総広域農道で茂原へ北上。しかし農道ってわりには車が多いです。この辺でまっすぐ北上している道が他にないからだろうな。
茂原駅の近くで小腹が空いてきたので、ラーメン店に入って餃子定食。14:30。

長柄ふるさと村の黒い三連星
長柄ふるさと村の黒い三連星
県道14号128号を通って、次の目的地 長柄ふるさと村へ。着いてみると「長柄ふるさと村」という建物は年金保養施設みたいなところでした。なんか黒猫3匹ににらまれてるし・・。
何焼き?
何焼き?
しかし周囲は全体が「ふるさと村」というエリアらしく、バンガローがあったり別荘みたいなのがあったりします。農村体験エリアみたいな感じなのかな。
また電子地図をアテにして田んぼや林の間を縫って走行。あちこちで何かを焼いていて、あたりが煙で霞んでます。

千葉外房有料道路
千葉外房有料道路
さらに4kmほど北上し、千葉外房有料道路に乗り込む。一応自転車も走行可能です。60円。自転車的には、まあ、普通、でしょうか。特に走りやすいわけでも走りにくいわけでもなし。

千葉駅に乗り入れているモノレール
千葉駅に乗り入れているモノレール
千葉には17:20に到着。上空をモノレールが走っていて未来っぽい感じの街です。近くのヨドバシカメラでDVDソフトを探したりしてから駅へ。
マグネットに砂鉄が・・
マグネットに砂鉄が・・
自転車をパッキングしていると、前輪のスピードメータ用マグネットに黒いケバが・・砂鉄だ。そうかー、海岸を走るとこうなるのかー。ちょっと発見。

千葉駅からは、各停利用の新宿駅1回乗り換えで帰宅。


今回も行き当たりばったりでしたが、結構楽しめました。今度は田んぼの間の細道散策に丸一日かけるのも良いかもしれない。



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